ソーシャルゲームの草分け的存在

皆さんはSNSを利用しているでしょうか。今となってのは一般的に使用されるようになっているものであり、使用しているサービスにこそ違いはあれど、SNS系のサービスを利用しているという方はやはり多いことでしょう。ただ、このSNSというのはそれほど歴史が長いサービスというわけではありません。SNSが流行し始めたのは2000年台後半ごろであり、現在のように本格的に使用されるようになってきたのは携帯電話によるインターネット接続の性能が向上してきたことが大きく影響しているといえるでしょう。そういった中で活動を行い、SNSに対してもその業務を展開してきた会社として、gloopsがあります。

このgloopsの運営は長く、梶原吉広という人物によって行われてきました。中には梶原吉広という名前に聞き覚えがある方もいらっしゃるかもしれません、モデルの有名人と結婚したということで一時期ニュースになることもあったため、そちらで聞いたことがあるという方も多いでしょう。梶原吉広は早い段階からのこのSNSが重要なものであると考え、SNSにマッチするようなサービスを展開できるような運営をgloopsにおいて行ってきました。

梶原吉広によるSNSとして、その先駆けとなったのはREALというサービスでした。このサービスはまさに携帯電話向けのSNSとして作られたものであり、その世代の若者たちを狙い撃ちにしたサービスでした。しかし、実は梶原吉広のREALは、リリース当初はそれほど多くの人に利用されることもありませんでした。これが大きな転換を迎えることになるのが、SNSと連携して使用できるような形で展開されることになった、モバイルゲームの存在です。モバイルソーシャルゲームとして、渋谷クエストというゲームをリリースしたことが、梶原吉広とgloopsにとって大きな転換点となる出来事でした。

梶原吉広はこの渋谷クエストのリリース時の大盛況について、人数が少ない会社であったために非常に大変なものだったというように語っています。実際に30万人もの人が一気に登録をしたことにより、サーバーは一時的にダウンするなどのトラブルを引き起こすことにもなりました。その後、こうやって得たノウハウを利用することによって梶原吉広とgloopsは数多くのソーシャルゲームをリリースし、現在に至るまで多くのゲームの運営に携わってきた、という歴史があります。

投稿日: